フィールザグリーン

オリーブ

Olive

常緑樹で育てやすい外木の定番といえば『オリーブ』 シルバーがかったような葉は、洋風スタイルの家との相性も抜群です。初夏に白黄色を咲かせ、よく見るオリーブの実がなるという流れです。実もとても可愛くおすすめですが、実に栄養を持っていかれて葉の付きが若干悪くなる印象なので、葉を楽しみたい方は、実が小さいうちにカットするのもいいかもしれません。樹齢自体も長く、地中海沿岸では1,000年以上生きている老木が実をつけるほどです。樹木によっては剪定次第で、枝ぶりが非常に優れたものも多くあります。定番種ではありますが、枝ぶりひとつで他のの家よりワンランク上のお庭造りができるのも素敵な点です。

植物の樹形や樹高には固体差があり、お写真とは大きく異なる場合がございます。

〈原産国〉

イタリア・スペイン・ギリシャ・チュニジア・​トルコ・シリア

〈花言葉〉

平和・安らぎ・知恵・勝利

外木

置き場所

温暖な地域で育つ植物なので、日当たりの良い基本的に風通しの良い戸外で育てましょう。強い植物なので、若干暗い場所での管理も可能です。ちなみに、室内は極力控えたほうが良いでしょう。

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底穴から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりしましょう。地植えの場合は、数年経ち、しっかり根付けば定期的な水やりは必要ありません。

肥料

花芽が動き出す3月、実が充実する6月、実を収穫したお礼肥えの10月の、年に3回与えます。また、葉の先端が黄色くなってきたら、追肥で栄養補給しましょう。

冬の管理

寒さにも非常に強い植物です。基本的には特に気にする必要はありませんが、雪が積もる地域などでは刃先が痛む可能性があります。ただし、花や実なりを楽しみたい場合は、0度くらいの寒さに当てる必要があります。

剪定時期

生育がゆるやかな時期に行いましょう。 1年中葉をつけていますが、生育が停滞しつつ寒さがゆるみはじめる2月中旬〜3月が剪定に最適です。

病害虫

害虫は比較的つきにくいですが、オリーブアナアキゾウムシには注意しましょう。幹に小さな穴が開くと中に虫が入っている可能性が非常に高いです。専用の殺虫剤を使用してください。